EMConf JP のミッションと現状の認識
Engineering Management Conference Japan(EMConf JP)は、エンジニアリングマネジメントを実践する皆さんのためのカンファレンスです。
EMConf JP のテーマは 「増幅」と「触媒」。
Engineering Manager(EM)たちが生み出す熱が、より大きく、より広がっていくようなイベントとなることを目指しています。
私たちは、Engineering Manager たちが生み出す熱を「増幅」し、「触媒」として次の世代につなげていくためには、その担い手となる人々が特定の属性に偏らず、多様な背景を持つ人たちが参加できることが重要だと考えています。EMConf JP では、こうした多様性に対する向き合い方を明らかにするため、本ポリシーを定め、継続的に見直しを行っています。
EMConf JP における DE&I ポリシー
日本のソフトウェアエンジニアに占める女性比率は2割弱(出典1)、管理職に占める女性比率は1〜2割にとどまっています(出典2)。また、EMConf JP 2025 の参加者に占める女性比率は 8% でした。
これらの状況を踏まえ、EMConf JP 2026 では、「女性の Engineering Management 当事者、および Engineering Management に関心を寄せる女性エンジニア」の参加機会を広げることを重点的な取り組みとして位置づけました。参加のハードルを下げるための施策やアウトリーチを行った結果、女性の参加者比率は 20.7% となりました(レポートより)。
参加者からは、対象となる方に向けた参加枠が明示されていたことで「自分が参加してもよい」と感じられたことや、一定以上の女性参加者が見込まれたことが参加の後押しになった、という声も寄せられました。
私たちはこの結果から、形式的に「誰でも歓迎です」と掲げるだけではなく、これまで相対的に参加しにくかった方々に対しても参加機会を明示的にひらき、その情報を届けることが、包摂的な場をつくるために重要だと考えます。
一方で、単年度の参加者比率の変化だけをもって、参加のしやすさに関する課題が解消されたとは考えていません。そのため、EMConf JP 2027 でも引き続き「女性の Engineering Management 当事者、および Engineering Management に関心を寄せる女性エンジニア」にフォーカスし、参加しやすい環境づくりに取り組みます。
DE&I(Diversity, Equity, and Inclusion)には、ジェンダーだけでなく、性的指向や性自認、障害の有無、国籍・人種、年齢、ケア責任の有無、雇用形態など、多くの軸があります。EMConf JP は、女性の Engineering Management 当事者や関心層への取り組みを継続するとともに、その他の参加のハードルについても把握し、可能なところから取り組みを広げていきます。
なお、参加者属性の比率は、私たちの取り組みがどのような変化につながっているかを確認するための指標のひとつです。特定の属性比率を達成すること自体を目的とするのではなく、より多様な背景を持つ人たちが参加し、学びや交流の機会を得られる場をつくることを目指します。
具体的なアクションについては各カンファレンスのお知らせページで公開し、イベント後には参加者・登壇者の属性(任意回答)や DE&I に関するフィードバックを集計します。その結果を踏まえ、取り組み内容と本ポリシーを継続的に見直していきます。
行動規範(Code of Conduct)
EMConf JP の行動規範も併せてご参照ください。具体的な禁止行為や対応について定め、すべての方に安心してご参加いただける環境づくりを目指しています。
さいごに
本ポリシーは、EMConf JP に関わる全ての方々が、長期的により豊かな学びを得るための熱を「増幅」させ続けられるように、私たち EMConf JP 実行委員会がひとつの「触媒」となれればという思いで制定されました。
EMConf JP へのご参加やご登壇、スポンサーシップにあたり、このポリシーへの強い賛同を条件とするものではありませんが、ぜひ私たちの考え方を知っていただけましたら幸いです。
更新履歴
- 2026年:制定
- 2027年:改定
著作権表示とライセンス
© 2026-2027 Engineering Management Conference Japan(EMConf JP)
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